お金の口約束
2019年3月28日
- 友人にお金を貸したんじゃが、借用書も何も作っとらんのよ。言いにくくてなぁ。口約束でも大丈夫じゃろうか?
- そうですね。当然その友達は返済義務がありますから、お金を返さなければなりません。
しかし現実として、その友人が借りたことを忘れてしまうこともあります。
また、借主が死んでしまって、相続人が「そんなことは知らない。」と認めないこともあるでしょう。
どうしても借りたことを認めない時は、裁判にならざるを得ません。
その場合は貸した方が、お金を貸したことの証明をしなくてはなりません。 - じゃあ、そのときに口約束じゃと困るわけじゃな?
- その通りです。証明することは借用書や契約書があれば、それほど苦労しません。
しかし、口約束だけだと、証明は非常に難しくなるでしょう。 - 借用書には何を書けばええんかなぁ?
- まず最低限、①借主・貸主の住所、氏名 ②いつ、いくら貸したか ③いつ返すのか 、を書きましょう。
そこに借主自身が名前を書いて、出来れば実印を押してもらうと良いです。